ばったラーメンとは?
「ばったラーメン」とは、一般の人に昆虫食が知れ渡る要因となった「こおろぎラーメン」の第二弾です!こおろぎラーメンについての過去記事があります。まだ読んでない方はぜひ読んでみてください。
過去記事『ずっと話題になり続けている【こおろぎラーメン】を作って食べてみた!』
こおろぎラーメンと同じく麺、スープ共にバッタが使用されており、麺100gに約16匹、スープ一袋に約15匹のバッタが使用されているそうです。コオロギに比べて使用されている数が少ないですが、コオロギよりもバッタの方が体が大きいので納得です。
さっそく調理していきます!
麺はこおろぎラーメンと同様、粉末となったバッタが練りこまれています。なかなか大きな粒なので、少し驚いてしまうかもしれません。麺からは若干バッタというより牧場の草のような匂いがします。バッタの主食が草なので驚くことではないですね。
熱湯で三分間茹でていきます。個人的には硬めの方が好きなので少し早めに切り上げます。
スープの粉末です。こおろぎラーメンの時は粉末からコオロギの匂いがプンプンしましたが、こちらはやはり草の匂いがします。草といっても公園などに生えているような感じの草の匂いではなく、牧場にある干し草の香りです。というかバッタの香りってそもそもどんな感じなのでしょうね。あまりバッタを食べる機会が無いのでいまいち想像が出来ませんが、もしかすると干し草のような香りはバッタ本来のものなのかもしれませんね。
茹で上がった麺をスープに投入して、
【ばったラーメン】 完成です!
やはり干し草と塩ラーメンがブレンドされたような匂いがしますが、食欲がなくなるような匂いではないので安心してください。トッピングで本来の味が感じられなくなるのが嫌なので素ラーメンで食べます。
一口食べるとたしかに塩ラーメンの味や風味も感じられるのですが、それ以上に謎の大地感が襲ってきます。干し草の匂いが鼻から抜けるせいでしょうか、まるで料理漫画の審査員のように頭の中に牧場が浮かんでくる不思議な感覚です(笑)
申し訳ないのですが私があまりバッタを食べたことが無いので、この味がバッタ本来の味なのかバッタのエサによるものなのか判断できません。ちなみに上級者の方によるとバッタのモモ肉とムネ肉が美味しいらしいです。いや、バッタに部位別の味があることすら知らないんですけど・・・
麺に練りこまれているバッタ粉末か、スープの粉末に含まれているものか分かりませんが、時々ジャリっとしたバッタの食感があって少し口触りが悪いです。おそらく完全にこれを粉々にするのは難しいのでしょうね。
※注意
昆虫の外殻はエビやカニと同じような成分がありますので、甲殻類アレルギーの方は食べない方が良いかと思われます。実際自分も甲殻類アレルギーなのですが、食べている途中に唇とノドがかゆくなりました。このような危険性があることを認識したうえで、自己責任で食べるようにしてください。
ばったラーメンまとめ
待望の第二弾昆虫ラーメンはバッタでしたね。この商品を一言で表すとしたら、「大地と牧場」といったところでしょうか。バッタの味を知らなかったので、次食べるときはしっかりとバッタの味を知ったうえで食べたいですね。
このような姿の見えない昆虫食は初心者の方に本当にオススメです。バッタってかなり身近な昆虫ですが、案外食べる機会は少ないので話のネタにもなりますからね。
しかし、甲殻類アレルギーをお持ちの方は注意してください。私は日頃の昆虫食ではそれほど症状が出ないのですが、バッタの外殻多めのこの商品だと症状が出ました。心配な方は食べるのを控えるか、完全に自己責任の元食べるようにしてください。
また、こおろぎラーメンについての記事も書いていますので、この記事が面白かった方はぜひチェックしてみてください。
過去記事『ずっと話題になり続けている【こおろぎラーメン】を作って食べてみた!』
第三弾があればとても楽しみですね!次はいったいどんな昆虫がラーメンになるのでしょうか!
今回ご紹介した「ばったラーメン」は、Bugs Farmさんの公式ページから購入することが出来ます。
興味がある方はぜひ購入してみてください。
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