「ケブル」とは?
みなさん、「ケブル」をご存じでしょうか?
ケブルとは海に生息するナマコのような外見の生物であり、韓国や中国、また日本の一部の地域でも食用として食べられているようです。
日本では一般的に「ユムシ」と呼ばれますが、韓国語でケブルとは「犬のイチモツ」という意味らしく英語名に関しては「ペニスフィッシュ」と、なかなか過酷な名前を付けられている生物なのです。
今回は、韓国・ソウルで最も大きな水産物市場「ノリャンジン(鷺梁津)水産市場」へ行って食べてきました!
ぜひご覧ください!
ノリャンジン水産市場へ!
地下鉄ソウル駅から10分ほどの「ノリャンジン駅」から徒歩で10分ほどの場所にノリャンジン水産市場はあります。
分かりづらいですが、これが「ノリャンジン水産市場」です。
新幹線の駅のような見た目でとても大きく、写真に収まりませんでした。
建物の中は大きく分けて、水産物の販売コーナーとレストランの二つに分かれます。
なんと買った魚をレストランへ持ち込んで調理してもらうことが可能です。もちろんほとんどの魚は生きているので、めちゃくちゃ新鮮ですね!
とても建物が広いので、見て回るだけでもとても楽しいです!
ではお目当ての「ケブル」を探していきましょう!
とは言いつつも・・・広すぎてなかなか見つけられなかったので、店員さんにケブルの画像を見せて案内してもらいました!
そしてこちらが「ケブル」!!!
うーん・・・・たしかに名前通りの見た目をしているような・・・
見た目からは全く味が想像できないですね。とりあえずおばちゃんに一人前を頼みます!
4匹のケブルを水槽から取り出して、内臓を抜いてもらっているところです。
中から赤茶色の物が出てきます。中身はどんな味がするのでしょうか?取り出すってことはおそらく美味しくないのかな?
捌いてもらったケブルを袋につめてもらい、すぐさまレストランへ向かいます。「鮮度命!!」
とりあえず席に案内してもらい、ケブルの入った袋を渡します。
何か聞かれますが韓国語が分かりません。どうやら調理の仕方について聞いているようで、なんとか聞き取れた「刺身」というワードでグッドサインを出して注文しました(笑)
ケブルの味は?食感は?
こちらが刺身になったケブルでございます。
4匹も買ったのですが、中身を抜いて刺身にすると非常に小さくなってしまいますね。
正直見た目は良いとは言えないですね・・・。山の中に出てくるヒルを思い出してしまいます。
では、食べていきましょう!まずは醤油で!
『うまいっ!・・です!!!』
コリコリしすぎない食感の中に、ほんのうっすら磯の香りがして非常に美味です!!!
若干ヌルっとしていますが、そこも美味しさを引き立てているような感じがします。
続きまして韓国の味噌でパクッ!
『やっぱり美味しい!!』
味噌の辛みとケブルの風味が醤油とは違った味に仕上げてくれます!
サンチュとにんにくで食べても、もちろん合う!!
というか何も付けなくてもケブル自身が美味しいので、どんなものに付けても合うのではないでしょうか?
ケブルまとめ
ケブルいかがでしたか?
ナマコのような硬いコリコリではなく、また磯臭さもほとんどないため非常に食べやすいです。
見た目さえ気にしなければ、本当に誰にでもお勧めできる素材ですね!
ですが、見た目は本当に謎です(笑)
水槽の中のケブルを見ていると、時々めちゃくちゃ元気に泳いでいるので本当に不思議な感じです(笑)
「ノリャンジン水産市場」はソウル駅からも近く、とても楽しいのでケブルを食べる予定が無くてもぜひ寄ってほしい場所です!
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場所 ノリャンジン水産市場
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