コムジャンオとは
みなさん、こんにちは案内人です。
今回は韓国シリーズの最終回「コムジャンオ」の紹介をしていこうと思います。
「コムジャンオ」は日本語だと「ヌタウナギ」という名前ですが、正式には魚ではないらしいです。
ヌタウナギは身に危険が迫ると、体からねばねばした粘液を出す事が有名ですね。
韓国の首都ソウルで食べられるのかなと思っていたのですが、コムジャンオは韓国第二の都市・釜山で有名らしいので現地まで行って食べてきました!
今回は当ブログ初の【閲覧注意】をタイトルにつけています。お気をつけて・・・。
釜山にある「チャガルチ市場」へ
地下鉄チャガルチ駅から、徒歩5分ほどで「チャガルチ市場」へ到着です。
前回「ケブル」を食べる際に寄ったソウルの「ノリャンジン水産市場」にそっくりですね。
過去記事「韓国の謎生物「ケブル」の味は?韓国で食べてきました」を読む
韓国では、このように水産物を生きたままの状態で売るのが割とポピュラーなのでしょうか!
とにかく新鮮なのは良いことですね!!
コムジャンオを探していると、すぐにそれっぽいのを発見しました。
多分これだよね・・・?
店員さんにコムジャンオの画像を見せて「これですよね?」的なジェスチャーをすると、「そうだよ」と言ってそうなジェスチャーをくれました。
『よし買います!』
的なジェスチャーをすると、お値段の話。
どうやら1kgで4万ウォン(4000円くらい)・・・。いや、一人では食べきれないしそんなにお金持ってないし・・・。
「250gで一万ウォンが良いです」となんとか伝えると、向かい側のお店に連れて行ってくれました。
新たなお店で「買いたいです」と伝えると店員さんがどんどんコムジャンオを桶に入れてくれます。
容赦なく掴んで入れてくれます!!!
30~40cmあるコムジャンオを7匹も入れてくれました・・・・食べきれるのか・・・・?(ちなみに2万ウォンでした)
店員さんの慣れた手つきで、皮を剥がれ、内臓を取られ、ぶつ切りにされていきます。
(俺じゃなきゃ見逃してるねえ・・・)
あっという間にすべて解体され、袋に詰めてもらいます!!!
『鮮度命』なので、すぐに二階にあるレストランへ!!
ちなみにこの状態になっても、しっかり動いているので感動です。これからどんな料理にしてもらいましょうか。
コムジャンオはBBQ風にして食べます!
レストランに到着し、店員さんにコムジャンオの入った袋を渡します。
どうやら焼くのが美味しいらしいので、店員さんにオススメされた通りBBQスタイルで頼んでみました。
5分ほど待つとBBQセットとカセットコンロがやってきました。
たまねぎ、長ネギ、にんにく、とうがらし、胡椒?、豆板醤?が入ったセットです。
そしてここに「コムジャンオ」投下!!
そして、コンロ点火からのまぜまぜ・・・。
全て店員さんがやってくれるので、見ることに集中できます。
見ることに集中する必要ある・・・?
『もちろんっ!!!!』
なぜならこのコムジャンオ達、写真だと分かりませんがまだバリバリ動いてますから・・・。
というわけで動画も載せておきます!もちろん閲覧注意です!
生きたまま皮剥がれて、内臓取られて、ぶつ切りにされて、唐辛子や香辛料を塗りたくられ焼かれるという、なかなかに酷な調理法ですが一番おいしい食べ方なのでしょう。
ちなみにイタリアでは、この皮で財布などを作ったりするそうです。ちょっと気になる!!
店員さんが時々来て完成具合を見てくれるので、食べていいよと言われるまでは食べないようにしましょう。(私は分からずにちょっとだけ食べてしまいました笑)
というわけで、5回ほど来てくれたところで完成です!
「コムジャンオの韓国風BBQ」
完全に動きが止まり、内側のヒダが表に出てくるようになってくると、もうすぐ完成です。
このコムジャンオは食感がとても特徴的で、魚(に近い生き物)なのになぜかプチプチに近い食感です。いや、プチプチというよりコリコリ・・・いやガリガリ・・・?
身はプリプリで、柔らかい骨が謎の食感を出しているようです。
ど真ん中にあるのが、コムジャンオです。骨が付いているのも見えますね。
骨はそのまま食べれるので、気にせずに食べちゃいましょう!!
食感が特徴的だったので、味の説明をおろそかにしていました(笑)
このBBQスタイルならどんな材料でも合いそうですが、それを差し引いてもコムジャンオは美味しいです。
強めな香辛料で炒められているので、ビールとの相性良さそう・・・。
コムジャンオ単体の味は正直よく分かりませんでしたが、とても特殊な食感が食欲を増している気がします。
多いかなと思っていた7匹も案外ペロリ・・・とはいかず、一応食べきりましたが満腹です。
コムジャンオまとめ
いかがでしたかコムジャンオ。
個人的な感想としては、もしかして子供のヘビがこんな感じの食感なのかも、と思ったりしてしまいます。
当ブログで初の閲覧注意をつけるほど、なかなかな調理法ですが個人的にはめちゃくちゃお勧めできる一品です。韓国に寄った際はぜひ食べてほしいです。
それとやはり、買った魚を自分でレストランに持っていくこのスタイルが好きですね。
韓国旅行で食べた珍しい食べ物シリーズはこれで終わりになります。次いつ行けるかも分からないですが、また行きたいですね!!
↓韓国で食べられるゲテモノをまとめたページです。興味があればぜひお読みください!
場所 チャガルチ市場
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